菅野馨眼科
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近視とは
近視は、毎日近いところをたくさん見ていると増えると言われています。近視の原因はよくわかっていませんが、遺伝的と環境的な要素が複雑にからんで近視になると考えられています。
近視は近いところを見るのには適応した目
環境的な要素である、本やマンガ、テレビをたくさん見ていても近視になるお子さんとならないお子さんがいます。近いところをたくさん見ても必ずしも近視になるとは限りません。近視になるお子さんは遺伝的な要素を持っているからと考えられます。戦後、近視が増えました。これは何代にもわたり近いところを見る生活習慣が大部分を占めたために、目も近いところを見るのに適応した状態である遺伝的な要素が関係するのではと考えられます。
近視になる年齢
近視になる年齢は個人差があります。小さい時から近視になることはまれです。一般的には女の子の場合は小学2年生の頃、男の子の場合は小学校4年生の頃から増え始めて、中学、高校と多くなっていきます。このように成長とともに生ずる学齢期の近視を、学校近視と言います。
近視を治す方法
近視を治す方法はありません。良く見えるためには メガネやコンタクトレンズを使わなければなりません。
メガネを使用する時期
近視になっても近いところは見えますから、日常生活に不自由がないので、すぐにメガネを掛けなくても大丈夫です。ただし、黒板の字が見えにくいと勉強に不自由がでますので、視力が0.7以下になったら、メガネの使用をおすすめします。
メガネを使っても近視は進みません
メガネを使うと近視が進むから、お子さんにメガネを掛けさせたくないご両親がいます。近視は成長とともに目の屈折状態に関係する眼軸の長さや、角膜や水晶体の屈折力が変化するため、近視になったり、度数が進んだりしています。メガネを掛けても、メガネを掛けたり外したりしても近視の度が進むようなことはなく、進む場合は成長にともなっておこるためです。学校で黒板が見えないよりも、メガネを掛けた方が良いでしょう。
「単純近視」と「病的近視」とは
近視には『単純近視』と『病的近視』があります。
単純近視は近視の度数が比較的軽く、メガネによる 矯正で良好な視力がでます。原因は、近見作業などの環境要素や遺伝要素が複雑に影響していると考えられ、学校近視の大部分を占めます。
病的近視とは幼児期から近視が始まることが一般的で、眼底に異常があり、近視の度数も強く、眼軸の長さも長く、メガネによる矯正で良い視力がでません。 しかし、『病的近視』は非常にまれで、お子さんの近視のほとんどは『単純近視』ですので心配はありません。
メガネの処方は眼科医で
視力低下の原因は近視がすべてではありません。
遠視や乱視、目の病気で起こることもあります。また、お子さんの場合、調節力が強いため、調節麻痺剤を点眼してからでないと正しい屈折力は測定できません。
遠視のお子さんが近視のメガネを掛けていたり、本来の度数よりも強い度数の近視のメガネを掛けているお子さんがみられます。お子さんのメガネを作る前に、必ず眼科医の精密検査を受けてから、適切な度のメガネの処方箋をもらい、メガネ店に行くことをおすすめします。
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