「結果」と「まとめ」
| 1. | 平成16年1月〜12月に菅野馨眼科に受診した3歳児健診受診者は227名であった。 |
| 2. | 視力は99.1%、眼位、眼球運動は100%、精密細隙灯、 眼底は99.1%検査可能であった(表1)。 |
| 3. | 視力検査の結果は、両眼1.0以上81.9%、3歳児眼科健診で異常なしとされる両眼視力0.7以上は92.9%であった(表2)。 |
| 4. | 視力分布は1.0以上は383眼、85.2%であった(表3)。 |
| 5. | 視力検査の回数は1回目の視力検査で視力測定ができた3歳児は85.9%であった、発育障害のため視力検査できなかった2名を除いて、その他は2〜3回の視力検査で全員が検査可能であった(表4)。 |
| *2回の検査は:発育障害のあった2名および、屈折状態に比較して視力が不良の場合を含む。 |
| 6. | 健診の結果、異常なし84.1%であった。しかし、眼科受診が必要である要精検と要治療は12.8%と少なかった(表5)。 |
* 要精検の2次健診受診率100%
** 要治療2名は内反症
| 7. | 健診で「要精検」と診断された27名は100%当院を受診した。結果は異常なし11.1%と「要精検」と診断された受診者は高率に異常が発見された(表6)。 |
| 8. | 「要精検」の2次健診で菅野馨眼科を受診した27名の初診時の診断名は、屈折異常が多く、弱視2名、斜視1名であった。
屈折異常の種類を見ると弱視をおこす可能性のある『遠視』、『遠視性乱視』、『混合性乱視』が多く見られた(表7)。 |
*弱視2名はメガネおよび弱視治療で視力が良くなった。
**斜視1名は手術を行なった結果、眼位が真直ぐになった。
なお、弱視をおこす可能性のある強度の屈折異常、特に『遠視』、『遠視性乱視』、『混合性乱視』については、メガネを処方した。 |
以上、天童市3歳児眼科健診は高率に子どもの視機能傷害を起こす疾患の早期発見、さらに早期治療に役立った。
3歳児眼科健診を必ず受けましょう!
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